家の出口

再建築不可・共有持分の家を手放す方法:受け付ける先の条件の違い

再建築不可とは

建物を建てる敷地は、原則として幅4m以上の道路に2m以上接していることが必要です。これを満たさない土地の家は、今の建物を壊すと新しく建てられません。これが再建築不可です。

買う人から見ると、建て直せない、住宅ローンが組みにくい、という2つの弱みがあります。だから普通の買い手は避けます。逆に言えば、この2つが気にならない相手を探せば売れます。

再建築不可の家の出口

出口 受け付ける条件 向いている人
隣の家に買ってもらう 隣が土地を広げたい 時間をかけられる人
訳ありの家の買取業者 名義人で、売る意思がある 早く手放したい人
道路に接するよう整える 隣の土地の一部を買える・借りられる 高く売りたい人
直して貸す 建物がまだ使える 持ち続けてもよい人

隣の家の人は、土地を合わせれば道路に接して建て直せるようになる場合があります。そうなると、業者より高い値を付けることがあります。まず隣に声をかけ、だめなら業者に申し込む順番が手取りを最も大きくします。

共有持分とは

共有持分は、1つの家を複数の人で持っているときの、それぞれの持ち分の割合です。親の家を兄弟で相続すると、共有になることがよくあります。持分の割合は登記簿に書かれています。

家全体を売るには、共有者全員の同意が要ります。一人でも反対すると、家全体は売れません。

一方で、自分の持分だけなら、ほかの共有者の同意なしに売れる。ただし、持分だけを買う人はほとんどいません。買うのは持分を扱う買取業者にほぼ限られます。家の一部だけを持っても自由に使えないので、価格は家全体を売るときの持分の割合より大きく下がります。

共有の家の出口

出口 受け付ける条件 向いている人
全員で家全体を売る 共有者全員が同意 話がまとまっている家族
ほかの共有者に買ってもらう 相手にお金がある 家を残したい人がいる
自分の持分だけ売る 自分の持分が登記されている 話し合いが進まない人

出典