家の出口

実家が売れないとき、次にやる順番:値下げの前に確かめる5つと、出口の切り替え方

まず、どこで止まっているかを見る

売れない家は、途中のどこかで買い手が抜けています。不動産会社に、次の3つの数を聞きます。

買い手が抜ける場所
ネットで見られた数ポータルサイトの閲覧
問い合わせの数資料請求・電話
見に来た数内覧
申し込み買付証明
止まっている所 原因の当たり 次の手
見られていない 載っているサイトが少ない 掲載先を増やす
見られるが問い合わせがない 値段・写真 写真を撮り直す・値段を見直す
見に来るが決まらない 家の状態・家財 片付け・買主が直す前提の値付け
申し込みが来て流れる ローン・条件 条件を緩める・買取を並べる

数を聞いても答えられない会社は、そもそも売るための活動をしていません。それが分かること自体が、会社を替える理由になります。

次にやる順番

売れないときの順番
  1. 1数を聞く閲覧・問い合わせ・内覧の数を、不動産会社に出してもらう
  2. 2見せ方を直す写真・説明文・掲載先を直す。家財が写っている写真は外す
  3. 3値段を見直す周りで実際に売れた値段(成約価格)と比べて決める
  4. 4会社を替える専任の契約は3か月が上限。更新しないで別の会社に頼む
  5. 5買取を並べる仲介の値段と、買取の値段を同じ時期に比べる
  6. 6手放す先を広げる空き家バンク・隣の家・土地を国に引き取ってもらう制度

値下げは「売れた値段」に合わせる

売り出し価格は、売主が自由に決めた値段です。買い手が比べるのは、近くで実際に売れた値段です。不動産会社に、近くの成約価格を3件以上見せてもらいます。売り出し価格がそれより高いままなら、値下げの幅は「成約価格との差」を目安にします。少しずつ何度も下げると、買い手に「まだ下がる」と思われて、かえって決まりません。下げるなら1回で下げます。

専任の契約は3か月で見直せる

1社だけに頼む契約(専任媒介・専属専任媒介)は、有効期間が3か月までです。1社だけに頼むかわりに、不動産会社は売主に活動を報告する義務を負います。専任なら2週間に1回以上、専属専任なら1週間に1回以上です。報告が来ない、来ても中身が「反響なし」だけなら、更新しません。

仲介に区切りをつける目安

仲介は、買い手が見つかれば高く売れます。ただし、いつ売れるかは決まりません。待つあいだも、固定資産税、草刈り、換気、火災保険の費用がかかり続けます。

買取の値段は仲介より低くなるのが普通です。それでも、仲介手数料がかからず、家財や傷みをそのまま引き受けてもらえることが多いので、差は見た目ほど大きくないことがあります。比べ方は買取と仲介、手取りと期間の比較にまとめています。

買取も断られたら

建て直せない土地、家財が多すぎる家、田舎で買い手が少ない家は、買取でも断られることがあります。断られた理由ごとの次の相談先は空き家の買取を断られたときにあります。田舎の家なら田舎の空き家は買い取ってもらえるかも先に読んでおきます。

売るのをあきらめる前に、相続した空き家の特例の期限だけは確かめます。期限を過ぎると、同じ値段で売っても税金が大きく増えます。手取りの計算は空き家を売る費用と手取りでできます。

出典